いつも「ベスト」を
追い求める。

五十嵐 匠Takumi Ikarashi

建築部 2017年 新卒入社

工事をイメージトレーニング。

2021年7月から16階建てのマンションの現場主任を務めています。市街地の現場ではよくあることなのですが、ここでも敷地面積が狭いためストックヤードが十分に確保できません。だから、進捗に応じて資材を必要な分だけ搬入するのですが、これがやっかいなんです。搬入が遅れると作業が止まってしまい、かといって余分なものは置いておけないという板挟み。いつも以上に段取りを重視しました。1週間先の工程を考え、資材は何が必要か、どう組み立てるかなど、頭の中で工事を進ませておきます。そうすると、実際の工事は確認のようなものになり、滞りなくスムーズに進めることができるのです。

風通しよくアットホーム。

当社は社員同士の仲が良く、アットホームな会社です。上司や先輩は何かと気にかけてくれ、快く相談にものってくれます。わからないことがあったり判断に迷ったりする時は、ためらわずに聞ける環境です。優しく穏やかな人ばかりです。が、一度、仕事への準備が足りず怒られたことがあります。怒りながらも教えてくれる先輩から、私のためを思って怒ってくれているのだということがひしひしと伝わってきて、ありがたかったです。当社で怖いことがあるとすれば、それは、建物の完成後の社内検査くらいです。第三者機関の検査より厳しく、当社の品質へのこだわりが表れています。

「正解」は一つではない。

建築の魅力は、正解が一つではないところだと思います。施工の方法は、現場や状況に応じて変わります。たとえば、雪が降れば除雪という作業が増えるので、時間や人員の配分が変わりますし、工事する階が変われば、同じ構造でも資材の搬入方法や必要な機材が違います。ですから、それまでに得た知識や経験、先輩・職人など周囲の人のアドバイスなどから判断して、その時、その場所での「ベスト」を探していかなくてはなりません。全国展開のブランドマンションの建設でも、新潟で建てるときには、海風、降雪、気温などを踏まえた設計や施工が必要であり、そうした提案もできるようになりたいと思います。

夢は自分の家を建てること。

中学生の時からモノづくり、その中でも建築に興味があり、モデルルームに行ったりしていました。映像や写真ではなく、本物の建物を見ると、スケールが体感でき、ワクワクする――それが建築を志望した原点です。木造もRC造も鉄骨造も、大小さまざまな建築物を経験したいという思いで、守備範囲の広い当社に入社しました。二級建築士・二級施工管理技士資格は取得した今、一級建築士と一級施工管理技士を目指して勉強中です。将来的には、自宅の設計から施工までのすべてを自分の手で行いたいと思っています。

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